遺品整理業者の口コミはどこまで信用できるか

業者選び・詐欺回避

※本記事はプロモーションを含みます。

口コミを見て業者を選ぼうとしているあなたへ

スマートフォンで口コミを見ている日本人男性

遺品整理業者を探すとき、インターネットの口コミを見るのは自然な選択肢です。実際に利用した人の感想は、業者選びの参考になるでしょう。

しかし、口コミだけで業者を決めてしまうのは注意が必要です。というのも、口コミの評価が高いとしても、その業者が正式な許可を持っているかどうかは口コミからはわかりません。

実際に、高い評価を得ている業者であっても、必要な許可を持たずに営業していることもあります。後々トラブルに巻き込まれるのを避けるためにも、口コミと許可証の確認は別に考える必要があります。

遺品整理専門【ライフリセット】

遺品整理業者の口コミはどこまで信用できるか

書類と許可証を持つ日本人

口コミが本当に役に立つ場面と、そうでない場面を区別することが大切です。

口コミが参考になるのは、業者の対応の丁寧さ、追加費用の有無、片付け後の清掃状況といった、利用者の実体験に基づいた評価です。一方、「許可を持っている」「違法処理をしない」といった法令遵守に関わることは、口コミだけではわかりません。

また、口コミのプラットフォームによって信頼度は異なります。Googleマップの口コミは、購入履歴と関連づけられることが多く、比較的信頼性が高いといえます。一方、まとめサイトやSNSの投稿は、サクラレビュー(業者側が作った偽のレビュー)や業者自身による投稿が紛れ込む可能性があります。

さらに、遺品整理のような一度きりのサービスでは、口コミの件数そのものが限られていることが多いため、少ない事例から業者全体の評判を判断することになりがちです。

口コミより先に確認すべき「許可証」の話

アドバイザーと相談している日本人高齢男性

口コミを見る前に、最初に確認すべきことがあります。それが業者の許可証です。

遺品整理で家庭から出る不用品は「一般廃棄物」という扱いになります。この一般廃棄物を運搬するには、市区町村から一般廃棄物収集運搬業許可を受ける必要があります。

ここで多くの人が勘違いしやすいのが、「産業廃棄物収集運搬業許可」との違いです。都道府県が発行する産業廃棄物の許可を持っていても、一般廃棄物の運搬には使えません。この二つの許可は全く別のものなのです。

無許可で遺品の運搬や廃棄を行う業者に依頼すると、後々トラブルに発展する可能性があります。回収した遺品が不法投棄される、料金請求で揉めるといったケースもあります。

業者のホームページに許可番号が記載されているか、わからなければ電話で直接確認することをお勧めします。

「遺品整理士がいます」はどういう意味か

公式書類を確認している日本人男性

業者の宣伝文句で「遺品整理士が在籍しています」と見かけることがあります。これを営業許可と同じものだと考えるのは誤解です。

遺品整理士は、一般財団法人遺品整理士認定協会が発行する民間資格です。国家資格ではなく、営業許可でもありません。無資格でも遺品整理業は営業できます。

つまり、遺品整理士の有無は、その業者が正式な許可を持っているかどうかを示す証拠にはならないのです。資格を持っているにこしたことはありませんが、遺品整理士よりも市区町村の許可証を優先して確認する方が重要です。

口コミに「遺品整理士がいるので安心」と書かれていても、その業者が一般廃棄物収集運搬業許可を持っているかどうかは別問題です。

買取がある場合に確認したいこと

見積書を比較検討している日本人女性

遺品の中には、まだ使える品物や販売できるものもあります。買取を行う業者も多いですが、ここで注意が必要です。

遺品の買取を行う場合、業者は古物商許可を管轄する警察署から取得していなければなりません。これも、一般廃棄物の許可とは別の許可です。

古物商許可を持たない業者が「無料で引き取ります」と称して買取相当の品物を持ち去り、後になって「処分費がかかる」と請求するといったトラブルがあります。

業者に依頼する前に、古物商許可を持っているかどうかを確認してください。また、買取に出した品物については、買取額の内訳を書面で確認することをお勧めします。

口コミを「読むコツ」と「使い方」

相談専門家と話し合う日本人高齢者

口コミをまったく無視する必要はありません。上手に読み込むコツがあります。

まず、低評価の口コミに注目してみてください。どのような点に不満を持ったのかが具体的に書かれているか、対応の丁寧さ、費用のことについて言及しているかなど、実体験に基づいた内容かどうかを判断します。

また、口コミの投稿日が最近のものか、件数はどの程度あるのか、間取りや金額といった具体的な情報が書かれているかも確認しましょう。一般的で具体性に欠ける内容より、「2LDKで25万円かかり、思ったより丁寧だった」といった詳しい情報の方が参考になります。

口コミはあくまで参考材料に過ぎず、実際には見積もり時の業者とのやりとりで判断することが最も確実です。

複数業者に見積もりを依頼するときのポイント

業者を決める前に、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。

費用の相場は、1K~1DKで約3万~10万円程度、2LDK~3DKで約12万~40万円程度が目安です。ただし、実際の金額は物の量、搬出の難度、処分する品物の種類、買取の有無で大きく変わります。複数の見積もりを比較することで、相場かどうか判断しやすくなります。

見積書を確認する際、作業内容、廃棄物の処理方法、買取品の有無が明記されているかを見てください。詳しく書かれている見積書の方が、後のトラブルを防ぐことができます。

比較の際に重要なのは、口コミの評価点数よりも許可証の確認と見積書の内容を優先するということです。高評価でも許可がなければ選ぶべきではありません。

この記事を書いた人

遺品整理サポートナビ編集部

遺品整理サポートナビ編集部

「遺品整理サポートナビ」は、クアジュ合同会社が監修・運営する、遺品整理に関する情報メディアです。
大切な方を亡くされたご遺族が、ご自身のペースで次の一歩を踏み出せるよう、費用・手順・業者選びなどの実用的な情報をお届けしています。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、法律相談・税務相談・個別の専門的な助言に代わるものではありません。具体的な状況については、弁護士・税理士・司法書士・遺品整理業者などの専門家にご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました